写真のいろは 撮影距離と被写界深度
先日投稿しました被写界深度と絞りの関係。
まだ続きがあるんです。
本日は、~撮影距離と被写界深度~です。
「絞りを変えることで、ピントを合わせた前後のボケ方が変化する」
のは先日、投稿した通り。
背景のボケは、絞りだけではないんです。
~写真で見比べて見ましょう~
下の写真は、絞り、レンズ共にまったく同じ条件で
モデルに近づいて撮影をしました。
ちなみに、データ―はレンズ55mm ・ 絞りF5.6で撮影しています。
<全身>
<膝上>
<腰上>
背景の違いを良く見てくださいね。
絞りが同じでも、こんなに背景のボケ方が違います。
写真を見て解る通り、
被写体に近づけば近づくほど被写界深度は浅くなります。
簡単に言えば、ピントの合う範囲が狭くなります。
被写体に近づいて撮影する際は、
F11やF16でも慎重にピントを合わせる必要があります。
逆に広大な風景を撮影する時などは、
F2.8やF4という絞り値でも被写界深度は深くなるということなんです。
ボケの変化は絞りのみで変わると思いがちですが、
撮影距離でも変化をすること、覚えておいてください。
今日のポイントは
ピントを合わせた前後のボケ方は、
近くなるほど大きく、
遠くなるほど小さくなる!
でした。
もひとつおまけに、明日の投稿も被写界深度。
「ひっぱるなぁ~・・・」とお思いでしょうが、被写界深度は奥が深いのですよ・・・。
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by photomo018
| 2006-05-26 10:22
| お仕事
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