ロケーション ハンティング


今日は、ロケハン(ロケーションハンティング)
について、書きますね。

ロケーションハンティングとは、撮影場所の下見の事。
撮影のイメージにあった場所探しですが、
イメージ通りの場所探しは大変です。

今こそはインターネットで下調べをある程度できますが、
太陽の光線や、周りの環境、撮影許可の申請等で、
カメラマンにとっては、とても重要な事なんです。

持ち物は、当日撮影で使うカメラ・レンズ、露出計、コンパクトカメラ、方位磁石etc・・・。
カメラマン単独で行く時もあれば、デザイナーと行く時もあります。



下の写真は、以前ロケハン~本番撮影を行った浜岡大砂丘です。

それまで、砂丘といえば鳥取砂丘のイメージだった私ですが、
日本三大砂丘(規模)は、鳥取 鳥取砂丘 ・ 千葉 九十九里浜 ・ 静岡 遠州大砂丘
だそうです。日本の各地に砂丘があるんですね。

この浜岡砂丘、遠州大砂丘の一部で静岡の御前崎より少し浜松寄りに位置し、
近くには、浜岡原発があります。
静岡の中田島砂丘も有名で、かなり雑誌やCMにも使われているようです。
ロケーション ハンティング_f0100215_1318461.jpg

この時は、リーフレットの撮影でした。
あまり移動をせずにたくさんのカットが撮影できる、
バリエーションのきく場所選びというのも重要になります。

ロケハンで、どのような写真を撮るかイメージトレーニングをしておきます。


ロケーション ハンティング_f0100215_13253351.jpgロケーション ハンティング_f0100215_13254046.jpg









お天気が安定していなかったのですが、色々な顔を持つ海岸

ロケーション ハンティング_f0100215_13255248.jpgロケーション ハンティング_f0100215_13294166.jpg









砂丘に見られる風紋が印象的


ロケーション ハンティング_f0100215_13303365.jpg






丘から見る水平線



浜岡砂丘は浸食がどんどん進み、深刻な問題になっているそうです。
石英を含む白砂を大量に遠州灘へ流出し続けてきた天竜川。
その天竜川に昭和30年代から次々とダムが建設され、
白砂がせき止められたのが原因といわれています。

砂丘に見られる風紋も、どんどん規模が小さくなっているそう。
環境問題、考えさせられます。

そして、ロケハン中に見かけた光景
ロケーション ハンティング_f0100215_13381164.jpg

生命の源、「海」がこういう状態に陥っている現実。
残念でなりません。
(この写真は浜岡大砂丘ではありません。)

さて、浜岡大砂丘がロケ場所に決まりました
このあとも、一波乱ありますよ。
つづきは、また明日。



↑人気ブログランキング
いつもクリックありがとうございます!
本日もクリックをお願いします。
by photomo018 | 2006-06-02 14:11 | お仕事 | Trackback(1)
Tracked from 福岡 at 2006-08-29 16:06
タイトル : 英会話福岡
英会話福岡のご紹介... more
←menuへ